最安simは格安の通信料でモバイルデータ通信ができるため、スマートフォンやタブレット、ポケットWi-Fiなどを易く使いたい場合に特におすすめのサービスなのですが、大手携帯電話会社と契約する場合と比較して様々な違いがあるため、データ通信を行う際には幾つか注意点があります。
最安simで通信を行う際の注意点を確認していきましょう。
まず注意したいのが初期設定です。最安simは端末にさしただけではデータ通信ができず、自分で初期設定を済ませる必要があります。Androidの場合はAPN設定を行う必要があり、最安simモバイルネットワーク設定から必要な情報を入力し、新しいAPN設定を作成する必要があります。
一方でiOS端末の場合、構成プロファイルをダウンロード・インストールするだけで初期設定が済むケースがほとんどです。
またデータ通信を行う時間帯にも気をつける必要があります。朝の8時から9時や昼の12時から13時、夕方の18時から20時などの混雑時には極端に速度が低下することがあるので、これらの時間帯にはWi-Fiを使うなどの工夫がタイセルです。
ただ単に最安simというだけで選んでしまうと、速度が遅い等のデメリットがある場合が多いです。最安simで一番気を付けなければいけないのは、速度の遅さ問題です。それは最安simの会社はドコモやau等の大手の携帯会社から設備の一部を借りているので、どうしても遅くなってしまうからです。
そのような会社は設備を持たないので、設備投資や人件費を減らすことが可能なため、格安料金で提供することができるのです。格安sim会社でも、借りている設備の回線容量や顧客数によっても速度の差は変わってきます。
そのことを考えておすすめのsimは、速度が極端に遅いところは除外して考えようにすると、問題は起こりにくいといえます。
そのほかの最安simの選び方としては、今使っているスマートフォンがそのまま使えるものや、自分にピッタリなプランを選ぶということ、また長電話をしたいという人は、スマートフォンを複数台持つということもおすすめな方法です。